危険物取扱者ってどんな試験? -まずは試験の概要を知ろう

危険物取扱者ってどんな試験?(北九パーク) 資格・検定

“危険物” と聞くと、「危ない」「リスクがある」「怪我をするかもしれない」というネガティブなイメージがあるかもしれません。

しかし、あなたがこの記事を見ているスマホ・タブレット・パソコンを動かしているエネルギー = 電気の多くも、この危険物(=原油)をもとに作られています。

このように、危険物は「リスク」と「メリット」という2つの側面をもっているのです。

「危険物取扱者」はこの危険物のもつ ”リスク” を最小限にし、最大限の ”メリット” を引き出して社会に資することができる資格なんですよね。

本記事では、国家資格である「危険物取扱者」について、その概要を紹介します。

本記事の概要
  • 国家資格なので有資格者の需要がなくならない
  • 年間30万人以上が受ける人気の国家資格
  • 試験の申し込みは電子申請がおすすめ
  • 1年に何度も開催される試験なのでチャンスが多い

危険物取扱者の最上位資格である「甲種」が気になる方はこちらの記事もご覧ください。

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そもそも危険物ってなに?

そもそも、危険物とは具体的にどのようなものでしょうか。

消防庁によると、危険物は以下のように定義されています。

消防法で定められているもので、一般的に次のような性質を持った物品をいいます。
1. 火災発生の危険性が大きいもの
2. 火災拡大の危険性が大きいもの
3. 消火の困難性が高いもの

総務省消防庁ホームページより引用

あなたの身近なもので具体的に言えば、灯油やガソリンなどが危険物に該当します。

危険物取扱者ってどんな資格なの?

危険物取扱者は国家資格です。

この資格を持っていなければ、該当する危険物の取り扱いができないということが法律に定められています。つまり、法律が変わらない限りは「需要がなくならない資格」ということですね。

危険物取扱者の資格は、次の8種類に分類されています。

資格の種別取り扱える危険物
丙種ガソリン、灯油、軽油、重油など
乙種第1類酸化性固体
乙種第2類可燃性固体
乙種第3類自然発火性物質及び禁水性物質
乙種第4類引火性液体
乙種第5類自己反応性物質
乙種第6類酸化性液体
甲種すべての危険物
表1. 危険物取扱者の類別

これは、危険物の分類(第1~第6類)に応じて取り扱い方や保管方法が異なるため、各類に応じた知識が必要となるからです。

また、1類~6類まですべての危険物を取り扱っている事業所は希であり、「自分の事業所で使用している危険物の知識・資格があれば良い」ことがほとんどですよね。そのため、資格取得にかかるコスト(時間・お金)を効率化するのに一役買っています。

受験者数と合格率の推移

つづいて、直近10年の「危険物取扱者試験」における ”受験者数” と ”合格率” の変遷をみていきましょう。

(ちなみに危険物取扱者のなかで最も人気の資格は乙種第4類:通称「乙4」です)

危険物取扱者の合格率推移(北九パーク)
受験者数と合格率の推移

グラフのように危険物取扱者の受験者数は年々減少傾向にあります。とはいえ、国家資格でありながら年間30万人以上が受験するってかなりスゴイですね。ちなみに2020年は4月-11月のデータなので、受験者数は少なめです。

一方、合格率は2017年から上昇傾向にあり、直近はおよそ40%で推移しています。国家資格で合格率40%はけっこう高いので、狙い目の資格の一つですね。

受験するにはどうするの?

では、危険物取扱者試験はどのようにして受験するのでしょうか。

危険物取扱者試験を行っているのは「一般社団法人 消防試験研究センター」という所なので、こちらのホームページから電子申請ができます。また、お近くの消防署でも申込願書が手にはいります。

ただ、不要不急の外出を控えるようなご時勢。「一般社団法人 消防試験研究センター」での電子申請の方が良いかもしれませんね。

会社や学校などで一括して申し込みをしている場合、担当の部署に問い合わせてみましょう。

試験っていつあるの?

試験は47都道府県すべてで行われていますが、実は自治体によって試験日程・試験回数はさまざまです。

東京だと年間50回以上(ほぼ毎週ですね)、少ない県だと年間2回くらい。

こればかりはお住まいの地域によるので、公式ホームページの試験日程をよくご確認ください。

危険物取扱者ってどんな試験? -まとめ

  • 本記事のまとめです。
危険物取扱者ってどんな試験? -まとめ
  • 国家資格なので有資格者の需要がなくならない
  • 年間30万人以上が受ける人気の国家資格
  • 試験の申し込みは電子申請がおすすめ
  • 1年に何度も開催される試験なのでチャンスが多い

危険物取扱者は「国家資格」「有資格者の作業が法律で定められている」「多くの工場や事業所で必要な資格」であるにも関わらず、しっかりと勉強すれば比較的簡単に合格できる資格です。

この機会に、当サイトも参考にしながら是非とも取得をねらってみてください。

以上、ご覧いただきありがとうございます。

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