甲種危険物取扱者を受験するときに気をつけるポイントは?

危険物取扱者試験 甲種の受験ガイド(北九パーク)資格・検定

甲種危険物取扱者という国家資格をご存知ですか?

丙種や乙種と異なり、ひとつの資格で第1類~第6類までの危険物すべてを取り扱える最上位資格です。もちろん、最上位資格なので難易度も最上位なんですがね(;’∀’)

今回は、この甲種危険物取扱者について紹介します。

本記事の概要
  • 甲種の試験は3科目45問を2時間30分で解答する
  • 受験料は6,600円
  • 試験は全国各地で、年に複数回行われている
  • 前~当日の注意①:受験票に写真を忘れずに
  • 前~当日の注意②:鉛筆orシャープペンシルを準備
  • 前~当日の注意③:しっかり睡眠をとろう
  • 前~当日の注意④:解答の見直しは必ずやろう

また、甲種でも役立つ「語呂合わせ」も紹介しているのでこちらもご覧ください。

甲種を受験するには条件がある?

危険物取扱者のなかでも最上位資格である甲種。それだけに、受験するには次のいずれかの条件を満たす必要があります。

  1. 大学等において化学に関する学科等を卒業
  2. 大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得
  3. 乙種危険物取扱者を持っており、危険物製造所等で2年以上の実務経験
  4. 乙種第1類(または第6類)/ 第2類(または第4類)/ 第3類 / 第5類の4種類を持っている
  5. 修士または博士の学位をもつ

1・2・5は、人によっては厳しい条件ですよね。逆に3・4は学歴に関係なく、また甲種で勉強する範囲とも重複しているので、勉強の効率化もできるのでオススメです。

甲種の試験内容は?

まずは甲種・乙種・丙種の試験科目をみてみましょう。

試験科目問題
危険物に関する法令15問
物理学及び化学10問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法20問
甲種の試験科目
試験科目問題
危険物に関する法令15問
基礎的な物理学及び化学10問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法10問
乙種の試験科目
試験科目問題
危険物に関する法令10問
燃焼及び消火に関する基礎知識5問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法10問
丙種の試験科目

試験時間は、甲種:2時間30分、乙種:2時間、丙種:1時間15分 です。

危険物に関する法令

1つめの『危険物に関する法令』では、ずばりそのまま ”消防法” に関わる内容が問われます。「法律とか知らんし!」っていう苦手意識のある方は少~しツラいかも。

消防法を勉強するコツを紹介したこちらの記事を読んでから勉強を始めることをおススメします。

危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法

3つめの『危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法』では、各危険物の特徴や安全な保存方法、消火の方法が問われます。

これは乙種・丙種だと取り扱う危険物の種類も少ないんですが、甲種は第1類~第6類すべてが対象なんでちょっと範囲広いです。暗記、がんばりましょう。

物理学及び化学

1・3科目は「法令」「性質・消火」(性消と略します)でほぼ同じなんですが、問題は2つ目。

乙種では「基礎的な物理学及び化学」なのに、甲種では「基礎的な」が消えてます。そう、基礎的じゃないんです( ;∀;)

といっても、問題の範囲やパターンはある程度決まっているので「合格点を狙う」という考え方で勉強しておけば何とかなります。

危険物取扱者試験以外でも言えることですが、「満点ではなく合格点をねらう」というのは勉強時間の確保が難しい社会人にとっては必要な戦略です。仕事や息抜きをして、残りの限られた時間で効率よく ”資格取得” という結果を出しましょう。

受験料はいくらかかる?

続いて受験料です。

表のように、甲種危険物取扱者試験をうけるには6,600円かかります。

多くの工業系国家資格が1万円を超えるなか、この価格はありがたいですね。

種別受験料
甲種6,600円
乙種4,600円
丙種3,700円
危険物取扱者試験の受験料

いつ・どこで開催されるの?

試験は全国47都道府県ごとに開催されています。東京では毎週のように行われている一方、年に2回ほどしか開催されない県もあるなど、自治体によって差があります。

危険物取扱者試験を運営している消防試験センターのホームページをご確認いただき、あなたがお住まいの地域での開催日程をご確認ください。

受験前日~当日に注意することはある?

最後に試験の前日~当日にかけて注意しておきたいことを紹介します。

  1. 受験票に写真は貼ったか
  2. 鉛筆(HB またはB)は準備したか
  3. しっかりと睡眠をとろう
  4. 解答は見直しを忘れずに

受験票の用意

受験票は試験の1週間ほど前にとどきます。電子申請をした場合は、自分で印刷する必要があるので注意してください。

受験票には写真(4.5cm × 3.5cmのパスポートサイズ)を必ず貼っておきましょう。

また、写真ってごく稀に粘着がとれてしまうことがあるんですよね。受験票に貼る写真の裏には、必ず氏名・受験番号を書いておいてください。

筆記用具の準備

危険物取扱者試験はマークシート方式です。鉛筆(HB またはB)またはシャープペンシルを用意してください。また、試験の途中で「芯が折れて書けない!!」ってならないよう、3本くらい用意しておくと安心です。

あとは消しゴムも忘れずに。

ちなみに危険物取扱者試験では電卓が使えません。試験中に電卓を机のうえに出していると失格となるので気を付けてください。

しっかりと睡眠を

せっかく頑張って勉強しても、本番で100%の力を発揮できないともったいない。試験の前日は充分な睡眠時間をとり、脳をリフレッシュさせてから試験当日に臨みましょう。

甲種の試験は2時間30分という長丁場です。勉強したことを出し切って合格点を狙いってください。
(早く終われば途中退室もできます)

解答は見直しを忘れずに

甲種の問題は全部で45問あります。解答がすべて終わったら、もう一度1問目から見直しをしましょう。

私もさまざまな資格試験を受けてきましたが、見直すことで「解答の間違い」や「マーク位置の間違い」に気付くことは何度もありました。それだけで1問2問落としてしまうのはもったいないです。

特に「物理学及び化学」は10問中6問正解がボーダーラインです。6問正解な合格ですが、1点でも落とすと不合格になります。

1点の重みがある試験なので、見直しはしっかりとしておきましょう。

受験するときに気をつけるポイント -まとめ

本記事のまとめです。

受験するときに気をつけるポイント -まとめ
  • 甲種の試験は3科目45問を2時間30分で解答する
  • 受験料は6,600円
  • 試験は全国各地で、年に複数回行われている
  • 前~当日の注意①:受験票に写真を忘れずに
  • 前~当日の注意②:鉛筆orシャープペンシルを準備
  • 前~当日の注意③:しっかり睡眠をとろう
  • 前~当日の注意④:解答の見直しは必ずやろう

甲種はたしかに難しい試験です。しかし、危険物取扱者の需要はなくなる見込みはなく、その最上位資格である甲種を取ることはキャリアアップにもつながります。

社会人になると勉強時間の確保がむずかしいなど、受験環境が厳しくなってきます。当サイトでは、効率的に勉強するコツなど発信していきますので、ぜひご覧ください。

以上、ご覧いただきありがとうございます。

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