【合格点を狙う】法令科目のポイントを紹介 -勉強前に抑えておこう

【合格点を狙う】法令科目のポイントを紹介 -勉強前に抑えておこう(北九パーク) 資格・検定

法令と聞くと、ややこしくて難しい印象ですよね。

私はさまざまな国家資格をもっていますが、どの分野でも法令の勉強がイチバン苦手です。
(私がどんな資格を持っているかはこちらのプロフィールを参照ください)

ただ、危険物取扱者試験においては、法令問題を攻略するためのいくつかのポイントがあるんですよ。そのポイントさえ抑えれば十分に合格点を狙えます。ほぼ間違いなく。

今回は「危険物の法令」について、勉強する前に覚えていてほしいポイントを紹介します。

法律科目の範囲は甲乙丙種ともに同じなので、この記事で紹介するポイントはどの種別でも通用しますよ。

本記事の概要
  • 満点ではなく合格点を効率よく狙おう
  • 法令で「問われやすい項目」を重点的に勉強しよう
  • ポイント①:言葉の定義を理解する
  • ポイント②:「許可・禁止・特別」は引っ掛け問題
  • ポイント③:「誰・いつ」が問われます
  • ポイント④:大切な数値だけを覚える
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満点ではなく合格点を狙おう

これは資格試験だからこその戦略です。実務では、しっかりと知識・経験を身につけていきましょう。

法令科目は全15問(丙種は10問)が出題され、その合格基準は60%。つまり、9問以上(丙種は6問以上)正解すればそれでOKということです。だからこそ、後述するように「重要でないことは勉強しない」「頻出項目だけ勉強する」といった戦略をとった方がコスパが良くなります。

もし満点をねらうと、試験ではほぼ問われないマニアックな部分まで手を出す必要があるので個人的にはオススメできません。

社会人は限られた時間で結果を出すことが求められます。たとえ満点でなくても「資格を取得した」という結果を出すことの方が求められる場合がほとんどです。

ということで、要点だけ抑えながら「合格点をねらう」ことを意識した勉強をしてみましょう。

法令科目でよく問われる項目はこれ!

では、実際にどの項目が出題されやすいのでしょうか。

これまで私が受けた危険物取扱者試験や、模擬試験などで問われやすかった項目は以下の6項目です。

  • 危険物の性質と分類、指定数量
  • 危険物取扱者免状について
  • 申請や届出の手続き
  • 保安距離・保有空地
  • 製造所・屋外貯蔵所・給油取扱所の基準
  • 貯蔵・取扱いの基準

詳細は別の記事で紹介しますが、上記5項目はかなり高確率で出題されています。

逆に、以下の4項目は問われることがほとんどないので、捨て問にして「余裕があれば勉強する」くらいの気持ちでもOKです。

  • 消費及び廃棄の基準
  • 消火設備の設置基準
  • 消火設備の火災ごとの適用
  • 警報設備

効率的に合格点をねらうため、捨てるべきは捨てる。こうやってムダをそぎ落として勉強しましょう。

法令を勉強するときい抑えておきたいポイント

私はこれまで色々な資格をとるなかで、関係する法令の勉強もしてきました。そんな経験から、「資格試験における法令の勉強のコツ」は以下の6点だと感じています。

  1. 定義はなにか
  2. 何が許可されているのか
  3. 何が禁止されているのか
  4. 特別なものはなにか
  5. 誰がいつ何をどうするのか
  6. 数値はいくつか

では、ひとつずつ解説していきます。

言葉の定義を理解しよう

法令に関する知識がないときに「危険物」と聞くと、「燃えて危ないもの」「爆発するもの」といった意味だと感じます。しかし、法令に定められる「危険物」は以下のように定義されています。

危険物とは、別表第一の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質欄に掲げる性状を有するものをいう。



e-Gov法令検索『消防法』より引用

すっごくお堅い表現だし、「危険」「燃える」「爆発」なんて言葉も出てこないんですよね。

法令 ”初心者” が間違いやすいんですが、「普段使っている言葉」と「法律で定義された言葉」は意味が違うことが多々あります。試験で問われるのは「法律で定義された言葉」なので、ここをしっかり覚えておきましょう。

「許可・禁止・特別」を見たら引っ掛け問題を疑う

法律のなかには、何かすることを「許可・禁止」しているものがあります。

例えば、無資格者が危険物を取り扱うとき「甲種または乙種」の有資格者が立ち合えば無資格者でも危険物を取り扱うことができる、という条文があります。

しかし、丙種の場合はこの「立ち合い」が禁止されています。

このように、「許可・禁止」されている項目は引っ掛け問題として問われることがあるので注意が必要です。

「誰・いつ」は問われやすい

仕事や学校でもよく聞く ”5W1H” 。「What:何を」「Why:なぜ」「When:いつ」「Who:誰」「Where:どこで」「How:どうやって」というものですが、これは法令を覚えるときもポイントになってきます。とくに「When:いつ」「Who:誰」の2つ。

以下は消防法に記された「危険物の製造所等を譲るときに届け出ること」を定めて条文の一部です。

製造所、貯蔵所又は取扱所の譲渡又は引渡があつたときは、譲受人又は引渡を受けた者は、第一項の規定による許可を受けた者の地位を承継する。この場合において、同項の規定による許可を受けた者の地位を承継した者は、遅滞なくその旨を市町村長等に届け出なければならない。

e-Gov法令検索『消防法』より引用

いつ=遅滞なく、誰=市町村長等に、という2つのポイントが記されています。

試験問題では、この ”遅滞なく” が ”6カ月以内に” とか、”市町村長等に” が ”消防署長に” などに書き換えられて引っ掛け問題が出されやすいです。

逆に、こういった5W1Hに注意して法令を読んでいけば引っ掛けにかからず得点を取ることができます。

大切な数値だけ覚えよう

これは鉄板ですね。

法令にはさまざまな数値が出てきます。すべてを覚える必要はないんですが、大切なポイントはしっかりと覚える必要があります。

例えば、危険物を保管するとき、危険物ごとに「その指定数量」に応じて保管できる量が決まっています。硫黄は100kg、黄りんは20kg、第3石油類(重油など)は2,000ℓといった具合です。

こういった ”数値” の大切な項目は、しっかりと抑えておきましょう。

ちなみに数値を覚える際は「語呂合わせ」を使うと覚えやすいです。下の記事で「危険物に関する語呂合わせ」を紹介しているので、是非こちらも読んでみてください。

法令科目のポイント -まとめ

本記事のまとめです。

法令科目のポイント -まとめ
  • 満点ではなく合格点を効率よく狙おう
  • 法令で「問われやすい項目」を重点的に勉強しよう
  • ポイント①:言葉の定義を理解する
  • ポイント②:「許可・禁止・特別」は引っ掛け問題
  • ポイント③:「誰・いつ」が問われます
  • ポイント④:大切な数値だけを覚える

社会人が資格取得する際のポイントは ”限られた時間で以下に結果を出すか” 。

仕事でも同じですね。

あなたが危険物取扱者を取得するのに、このサイト「北九パーク」が一助になれば幸いです。

以上、ご覧いただきありがとうございます。

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